キウィ



完熟キウィ

ヘイワードキウイフルーツ

 豊国園のキウイのほとんどがこの「ヘイワード」という品種です。果皮が薄茶色でうぶ毛があり、重さは100g前後。果肉は熟すときれいな緑色になります。ヘイワードは甘みと酸味のバランスがよく、種のプチプチとした食感もさわやかさを感じさせます。

山梨産は11月~翌年5月頃に出回ります。

 レインボーレッド

栽培し始めて年数が浅いのですが、酸味が少なくて甘いのが特徴で、黄緑色の果肉の中央に赤い色素が入るキウイです。

サイズはやや小ぶりで毛がなく収穫時期は10月頃から翌年にわたって出回ります。

ゴールドキウイ

果肉が黄色くて甘みが強いキウイです。サイズは小さめで、、酸味が少ないので、酸っぱいのが苦手な人にもおすすめ。うぶ毛はほとんどありません。

豊国園では栽培を2010年に取りやめました。完熟キウィ

キウイの効能

 キウイフルーツはビタミンCが多いので風邪予防に効果的です。カリウムも多く含んでいるので高血圧や動脈硬化、糖尿病の予防効果が期待できるでしょう。また、がんの要因となる変異原生を抑える効果もあり、がん予防にも期待されています。

食物繊維量も多く含むので便秘改善にも有効です。豊富に含まれるビタミンCとの相乗効果で美容効果もあります。

キウイフルーツ果実の食品学的な特徴としては、ビタミンC(アスコルビン酸)含量が多いことや、果実としては珍しくクロロフィルを含むことなどが挙げられる。

これらの果実成分の含量は、キウイフルーツの品種によって大きく異なっているそうです。

また、キウイフルーツに含まれている蛋白質分解酵素である「アクチニジン」は、肉をやわらかくするタンパク質分解酵素で、果実の生食により、消化促進効果があります。

そして血行を促して若返りのビタミンと言われるビタミンEは、100g中1.3mg含まれています。ビタミンEも、ビタミンC同様に抗酸化作用があり、ビタミンCとビタミンEは、それぞれ単独でとるよりも一緒にとると相乗効果が高まり、抗酸化作用が強くなると言われています。

またキウイフルーツには、抗酸化成分のポリフェノールが、果物の中でも比較的多く含まれていますよ! 他にも、不足すると巨赤芽球性貧血、神経障害や腸機能障害などに関わるとされる葉酸、体内のナトリウムとバランスをとっているカリウム、骨や歯の主要成分であり生理機能を調節するカルシウムなども含まれています。

食物繊維やクエン酸も豊富

食物繊維は100中2.5g含まれ、水溶性食物繊維(0.7g/100g)と、不溶性食物繊維(1.8g/100g)どちらも含まれています。2.5gというのは、ミカン3個分、バナナ2個分と同じ量になります。

食物繊維は、腸内環境を整えて便秘を予防・解消するだけでなく、体内の有害物質やコレステロールを排出するなどの働きがあります。

さらに、キウイフルーツには、クエン酸、キナ酸、リンゴ酸などの有機酸が多く含まれています。有機酸は疲労回復に役立ち、サッカーや陸上競技など暑い環境でのスポーツトレーニングにキウイベースのスポーツドリンクが有効という報告があるそうです(参考/野菜等健康食生活協議会)。またクエン酸は鉄分やカルシウムの吸収を助けます。

とはいえキウイフルーツは、あくまで食べ物ですから、様々な栄養成分を含んでいるとはいえ、薬のような効果が期待できるものではありません。過大に期待せず、また偏った食べ方はしないようにしましょう。

完熟のキウイ

完熟キウィこんなすばらしいキウイですが、かたくて未熟なキウイは常温で追熟させる必要があります。

乾燥を防ぐためビニール袋で包みりんごと一緒に袋に入れると(密封はしません)、コタツの中や、20度前後の部屋に置くと早くやわらかくなります。

食べごろは指で軽く押して弾力を感じれば食べ頃です。

熟したキウイは冷蔵庫で2~3時間冷やすとよりおいしく食べられます。

また完熟のキウイは果肉が綺麗なグリーンをしていますが、食べ頃を過ぎると果肉が変色して、味が落ちますので注意してくださいね。

キウイを半分にカットしたあと、スプーンですくって食べると手も汚れすに簡単に食べることが出来ますよ(●^ー^●)/


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